2025年
2025年2月26日
ミネベアミツミ株式会社
ミネベアミツミ、Mach Aero Components Private Ltd.新工場、竣工・稼働開始のお知らせ
~航空機用エンジン部品など、航空機関連部品の生産能力を2倍に増強~
ミネベアミツミ株式会社(本社:長野県、代表取締役会長CEO:貝沼 由久、以下 ミネベアミツミ)は、機械加工品事業のさらなる拡大のため、ミネベアミツミグループのMach Aero Components Private Ltd.(インド カルナタカ州、以下 MACPL)の敷地内で建設を進めていた新工場(以下 第3工場)を2025年2月14日に稼働開始し、竣工式をおこないました。
これにより、現在需要が高まりつつある航空機用エンジン部品と機械加工品の生産能力を、従来比2倍にする計画です。
MACPLは、2007年に航空機向け精密機加工品の製造・販売を開始し、2017年11月にミネベアミツミグループと統合しました。以降、ミネベアミツミの宇宙航空関連製品ブランドである、MinebeaMitsumi Aerospace(NMB、NHBB、C&A Tool、myonic、CEROBEAR、Mach Aero、RO-RA)を構成する一員として、おもに航空宇宙用スフェリカルベアリング、および機械加工品の製造・販売をおこなってまいりました。
このたびは、欧米地域で需要が急増している航空機関連部品の生産を拡大させることで、ミネベアミツミグループの機械加工品事業の発展、ならびに競争力のさらなる向上を推進してまいります。
また、竣工式では、当社 取締役 社長執行役員 COO & CFO 吉田 勝彦より、以下のとおりご挨拶させていただき、MACPLの創業者であるジーン・マロンダ氏より工場設立時のエピソードなどが述べられたほか、第3工場の工場内の見学とレセプションパーティーを開催しました。
取締役 社長執行役員 COO & CFO 吉田 勝彦
MachAero創業者のジーン・マロンダ氏がインド バンガロールの北で工場を設立すると決めたのが20年前。この新工場の竣工は、ミネベアミツミとMachAeroのインドにおけるビジネス成長の大きなマイルストーンとなります。また、単に我々の成長のシンボルと言うだけではなく、インドにおける雇用の創出と製造業の発展に貢献する証でもあります。MACPLのビジネス拡大の機会を与えてくださったお客様、日々の業務に情熱をもって献身的に取り組む従業員の皆様、そしてこの新工場建設に関係した全ての方に感謝いたします。
ミネベアミツミグループは、唯一無二の総合精密部品メーカーとして、今後も社会になくてはならない部品により、社会の豊かな発展に貢献しながら成長してまいります。
Mach Aero Components Private Ltd.概要
所在地:Plot No. 27-B, Doddaballapur Industrial Area, Sy.Nos.98 & 99, Veerapura Village, Kasaba Hobli, Doddaballapur Taluk, Bangalore Rural District-562163, India
第1・2工場

延べ床面積 | 7,000㎡(2階建て) |
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生産品目 | 航空宇宙用スフェリカルベアリングおよび機械加工品 |
従業員数 | 約269名(2025年1月末時点・派遣社員等含む) |
第3工場(新工場)

延べ床面積 | 約8,027㎡(2階建て) |
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生産品目 | 航空機用エンジン部品、航空機機体関連部品 |
稼働開始日 | 2025年2月14日 |
従業員数 | 約250名(計画) |
第3工場(新工場)竣工式典の様子

ミネベアミツミ 取締役 社長執行役員 COO & CFO 吉田 勝彦

ミネベアツミ 社長 吉田による記念植樹
(左より) | |
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ミネベアミツミ 社長 | 吉田 勝彦 |
MachAero創業者 | ジーン・マロンダ氏 |
ミネベアミツミ 取締役 専務執行役員 | 水間 聡 |

MACPLの従業員
ミネベアミツミについて
ミネベアミツミは、世界シェアNo.1*製品である、機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング(軸受)や、1直リチウムイオン電池用保護ICなどをはじめとする、超精密加工技術を代表するコア技術を中心に、半導体、モーター、センサーなど、様々な機械・電子部品を手がける相合(そうごう)**精密部品メーカーです。当社の超精密技術は、エアコン・掃除機・ドライヤー、ゲーム機などの家電製品、スマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、そして医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。
* ミネベアミツミ調べ
- ** 相合:「総合」ではなく、「相い合わせる」ことを意味し、自社保有技術を融合、活用して「コア製品」を進化させるとともに、その進化した製品をさらに相合することでさまざまな分野で新たな製品を創出すること。
報道関係お問い合せ先 | ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室 Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718 E-mail: koffice@minebeamitsumi.com |
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